所属構成員等
衛生学は1909年に、アジアで最も古く開講され、非常に長い歴史を有しています。現在、本講座は本館5階にあり、学生諸君の自由な相談・質問のため1日中開放しています。
教授 | 田中とも子 博士(歯学), 大島克郎 博士(歯学)(併任:日本歯科大学東京短期大学 副学長) |
---|---|
講師 | 堀江哲郎 博士(理学) |
助教 | 山下万美子 博士(歯学), 林田尚斗 博士(歯学) |
事務職員 | 荒木萌花 修士(公衆衛生学) |
非常勤講師 | 15名 |
研究テーマ
- 産業保健に関する研究
- 歯周病予防のための口腔バイオフィルムの研究
- ヘリコバクター・ピロリ胃粘膜感染に寄与するミュータンスレンサ球菌の役割
- Streptococcus mutansが関与する脳血管疾患発症機序の解明
- C. albicansの病原性におけるオートファジーの研究
- Streptococcus gordonii の特性を生かしたプロバイオティクス応用に関する研究
- 歯科保健医療サービスの需要・供給分析
- 口腔保健促進のための行動経済学的分析
学生教育
『衛生学とは生を衛(まも)る学問である』との基本概念と、『衛生学とは健康人および社会を対象にした臨床科学』との基本姿勢と、生命科学と社会歯科学が融合した科学としての立場を持って教育にあたっています。
一方、歯科医師法第一条には歯科医師の任務として「公衆衛生の向上に寄与する」ことが明記されていますが、なぜか多くの歯科医師には、この意味が伝わっていませんので、この点にも留意しています。さらに、歯科医師国家試験では、本講座の講義担当範囲だけでも、最大分野の口腔外科に次ぐ出題数であること、また衛生学は唯一、医科歯科一元論に従って出題する科目であることを十分に認識して厳しく教育にあたっています。
第2学年 (通年) |
衛生・公衆衛生学 |
---|---|
第3学年 (通年) |
口腔保健学 |
第3学年 (後期) |
口腔衛生学実習 |
第4学年 (後期) |
口腔衛生学 |
第5学年 (通年) |
衛生学 |
第6学年 (通年) |
衛生学(必修/総論) |