摂食障害(拒食症・過食症)歯科外来

本邦で初めて、日本歯科大学附属病院に摂食障害患者さんの歯科外来が開設されます(2023年4月より)

摂食障害(拒食症・過食症)歯科外来

 摂食障害(拒食症・過食症)の患者さんは歯が溶けたり、虫歯になったりと口の中にトラブルが起きやすいことがわかっています。またそれらは摂食障害の症状である食べ吐きなどの食習慣の変化が原因ということもわかっています。
 そのため、摂食障害の患者さんの歯科治療は患者さんごとの食習慣(症状)を考えて、治療・予防をしていくことが大切です。特に食べ吐きがある場合はできるだけ歯を削らずに歯を守っていくことも必要になります。そして、このような治療には歯科医療者自身が摂食障害という病気、そして患者さんをよく理解しているということがとても重要です。
 私たちは今までに摂食障害患者さんの歯科治療を受け持ってきた経験だけではなく、外部の摂食障害治療の講習を受けるなど、より患者さんを理解し治療を行えるよう努めています。またこれからの摂食障害患者さんがより良い歯科治療を受けられるように、さらなる調査・研究にも力を入れています。
 歯科でお困りのことがありましたら、お気軽にご連絡下さい。

日本歯科大学附属病院
摂食障害(拒食症・過食症)歯科外来
大津光寛

受診方法

必ず電話で予約を取った上で御来院下さい。予約が無い場合は原則拝見出来ません。

電話番号 03-3261-4751 (3階総合診療室)
  • 「摂食障害(拒食症・過食症)歯科外来の予約が取りたい」とお伝え下さい。受付から担当者に連絡をしてくれます。
  • 当院には「摂食・嚥下障害」に対応している口腔リハビリテーション科がありますのでお間違えのないようにお願いいたします。
  • 現在の状態を正確に把握するため、また速やかな治療の連携を行えるように心療内科通院中の場合は可能であれば紹介状をご持参下さい。
  • 担当者が少ないためお電話が担当者に繋がらない場合があります。こちらから折り返しますので連絡先をお伝え下さい。